minekaede2023’s blog

キンポウゲ科の沼に沈みましょう。

雪割草について② 新しい品種を導入しました

  本当は,種のまき方の続きを更新するべきなのですが,播種の写真を現在撮り貯めていますのでもう少々お待ち戴ければと思います・・・。

 今回は,雪割草を通販で購入したので防備録がてら更新です。寒くなってきて,雪割草の専門店では通販サイトが更新されるようになってきました。最近気になっていた品種がありましたので,山形県の石川ガーデン様のサイトをポチポチして苗をお迎えしちゃいました!せっかくなので紹介させて戴こうかと思います。

丹頂梅 ケスハマソウの選抜品種といわれています。

 まずはこちら!ケスハマソウの品種,丹頂梅です。丸弁梅型の標準花で,白い花が咲きます。

天神梅 六甲山系山のケスハマソウといわれています。

 続きまして,同じくケスハマソウの天神梅です。丹頂梅と同様丸弁梅型の標準花で,こちらは白地に桃色の覆輪が入ります。天神梅は棚にあるのですが,どうも何系統か流通していそうなんですよね・・・。こちらはサイトで濃色系と明記の上販売していたので,購入してみました。

丹頂紅

 丹頂紅です。サイトにも写真がなく,私も花を見たことがないのでどんな花が咲くか不明です。名前からケスハマソウ系かと予想して購入しましたが,どうも当たっていそうです。

こぼれ梅

 このこぼれ梅も,サイトに写真がない上に私も花を見たことがない品種です。これもおそらくケスハマソウ系だと思うのですが,どんな花が咲くのでしょうか?

安寿 昔から知られている,強健な千重咲きの品種です。

 最後は安寿です。強健で良く普及している品種ですが,当方の棚にはなかったので他の雪割草と一緒に購入してみました。高級な品種も良いのですが,安価な普及種は丈夫ですのでそれはそれで魅力だと思います。是非予備の苗を作ってから大株にしてたくさん咲かせてみたいものです。

 今回石川ガーデン様は通販では初めて利用させて戴きましたが,苗も良かったですし,到着までもあっという間でしたので今後も利用させて戴こうと思います。

 ところで,天神梅のように,かつて野外で採取された雪割草の品種は現在でも結構伝わっています。標準花の場合は実生系統であることが多いので,採取された個体そのものではない場合が多いのですが,千重咲きや三段咲きなどでは株分けで元株由来のクローンが残っていたりします。ですが,通販のサイトなどではどこ由来の個体か,情報があまり載っていないことが多いのが現状です。もし流通している山木由来の品種で,由来をご存じの物がありましたらコメントなどでお教え戴けると嬉しいです。

 次回は同時期に購入したクレマチスの苗の話になりそうなので,種まきの話はもう少しお待ちください。それではまた次回!