ちょっと更新の頻度が開いてしまいました。本当は雪割草全国大会について纏める予定だったのですが,息抜きがてら庭の花について更新しようと思います。
当方のクリスマスローズは,1990年頃から祖母と母が集めた分と,2000年代に私が集めた分,2010年代後半から私が再度集めた分と原種系の4グループに分かれます。このうち1990年代の花と2000年代の花はかなり整理し,株数を減らしましたが比較的色の良かった株や大株だったものはまだ残してあります。そんな個体からも種子を取って播種していると,流行りではないもののぼちぼちの花形,色が出るものです。また,これまで集めた株を使って,今後は積極的に交配を行っていく予定です。いずれこちらで実生新花もご紹介できればと思っております。
今年は暖冬のせいで開花が揃わなかった上に,開花が始まったと思えばずっと雨続きだったため,思うように交配が進みませんでしたがどうにか原種のセルフや,同種間交配は出来ました。数年後には,手持ちの原種の個体が増え原種系交配が作りやすくなるものと楽しみにしています。
さらに,今年は神代植物公園やサンシャイン,立川などで新しく原種の苗も入手してきました。これらの苗も,遅くとも再来年の春には花が期待できますので順次交配親に投入できればと思っています。
次回は雪割草全国大会についてご紹介できればと思います。それではまた!