minekaede2023’s blog

キンポウゲ科の沼に沈みましょう。

雪割草について④ 雪割草全国大会へ行ってきました

ずいぶん遅くなってしまいました。

2月24日,25日に上野グリーンクラブにて開催されていた第二十四回雪割草全国大会へ行って参りましたので,展示されていた花をご紹介致します。今回も展示品の素晴らしいことと言ったら・・・!!即売会で売られている花も,交配親の花がどんどん良くなっているせいかここ二十年でさらに洗練されてきています!今後ますます魅力を増していきそうです。

展示品について

 さて,大会と言えば展示品です!生産者をはじめ,全国の栽培家が育てた立派な鉢が多数展示されております。早速その中から一部を紹介させていただきます。

左から二段咲「神秘の光」,千重咲「春の淡雪」,妖精咲「紫紺」。
左から二段咲「紫環宝」,丁字咲「紅の白雪」,千重咲「春の使者」。
左から乙女咲無銘品,標準花「紫春閣」,千重咲「遠雷」。
左から三段咲「大奥」,標準花「豪雪」,変化咲「春光」。
左から唐子咲「春のおとずれ」,三段咲「春の帝王」,二段唐子咲「七福」。
左から二段唐子咲「蛍の夕べ」,千重咲「雪月花」,二段咲「夢慕情」。
左から三段咲銘銘品,三段咲「沢海の華」,唐子咲「貴美天恵」。
左から乙女咲「燈輝」,二段唐子咲無銘品,標準花「秘蔵っ子」
左から日輪咲「風の盆」,唐子咲「白扇」,妖精咲「三重芯」。
左から二段咲「星の王子」,乙女咲「梅園」,奇花「一つ葉重ね」。
左から標準花「紅化粧」,変化咲無銘品,変化咲無銘品。
左から標準花無銘品,丁字咲「蝶の舞」,変化咲無銘品。
左から標準花「凪の春」,変化咲無銘品,日輪咲「日の出」。
左から二段咲「波の花」,二段唐子咲「時の華」,千重咲無銘品。
左から三段咲「暖冬」,乙女咲「赤頭巾」,二段咲無銘品。
左から乙女咲「紅娘」,二段唐子咲無銘品,唐子咲無銘品。
左から標準花「花嫁」,標準花「残雪」,変化咲「安菜」。
左から標準花「笑子」,標準花「墨田覆輪」,二段咲「紫舞扇」。
左から標準花無銘品,三段咲「極楽蝶」,二段唐子咲「国紫無双」。
左から乙女咲「富有柿」,標準花「黒冴」,人気投票対象の標準花。
いずれも人気投票の対象の株。標準花も大株にしてたくさん咲かせると素晴らしい物です。

 本当はまだまだ魅力的な展示株はたくさんあったのですが,当日記録用の写真撮影も会場で行われていたため,写真に撮れたのはこのくらいでした。日本の雪割草の展示は花だけでなく葉も鑑賞対象とするため,いずれの株も厚く引き締まった良い葉姿をしていました。欧州でも,Hepatica nobilis var nobilisやH.transsilvanicaの選抜品種や交配種が栽培されていますが,あちらでは開花前に葉をすべて刈ってしまうのです!何を鑑賞対象とするのか,国によって異なるのも面白い物ですね。

 

  即売会で購入した花は,写真の整理に手間取っておりまして次回以降にさせていただければと思います。それではまた次回!